引き続き会長を拝命致しました、新たな理事、監事をお迎えし、三役重任で諸課題に取り組んでまいります。近年、物価高騰、人件費高騰、税負担増、高齢化人口減少、人手不足、高齢職員の労働災害増、受注環境の多様化((複数公共施設維持管理業務一括発注方式)市町村導入、沖縄県導入検討等、我々の業界を取り巻く、社会的環境は目まぐるしく変化しています。そのような中、沖縄県内においては過去数年間で宿泊施設が倍増、大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」の開業、米軍基地返還跡地の地域開発といった地域経済成長が新たなビルメンテナンスニーズを生み出しています。私ども協会は、人と技術(ロボット、AI)の融合の進化と人でしかできないサービスへの特化を目指し、時代に即した価値創造に取り組む所存です。
今後も「高品質なサービスと顧客満足度の向上」を柱に、会員、賛助会員の皆様と共に、安全で快適な沖縄県の建築物の衛生的環境づくりに貢献し、ソーシャルワーカーとしての社会的責務を果たしながら業界の社会的地位の向上に努めてまいります。
一般社団法人 沖縄県ビルメンテナンス協会は、ビルにおける衛生的で健康且つ快適な生活環境の保持増進を図るため、建築物における衛生的環境の確保に関する正しい専門的知識と技能の普及を促進し、公衆衛生の向上に寄与することを目的として1973年に設立されました。
正会員36社、賛助会員6社で構成された当協会は、公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会とも連携を図りながら相互に団結し、建築物の総合管理を担うスペシャリストとして、美ら島沖縄をさまざまな分野から支え続けています。